エレキベースでジャズを弾くことのメリット

音楽

エレキベースでジャズを弾くことのメリット

「エレキベースでジャズを弾くことに悩んでいる人へ」

エレキベースでジャズを弾くメリットを教えます!

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エレキベースを弾くことを副業にしているパパちゃんです

今回のテーマは「エレキベースでジャズを弾くメリット」についてです

というのも

ジャズはウッドベースのイメージが強く、エレキベースで弾くのはちょっと…

という声をよく耳にするからです。

確かにパッと頭でジャズの演奏をイメージしてみると、浮かんでくるのはウッドベースなんです(笑)

ジャズをはじめたての時は私もそう思っていました(笑)

エレキベースを弾いているけど、そんなイメージを持っている方に、

「エレキベースでジャズを弾くことのメリット」をお伝えします

この記事の目次

1 ジャズに「ウッドベース」が使用されてきた歴史

2 「ジャコ・パストリアス」が起こした革命

3 エレキベースでジャズを弾く「現代のベーシスト」

4 現代のベーシストから学ぶ「エレキベースの強み」

5 まとめ:エレキベースでジャズを弾くメリット

1 ジャズに「ウッドベース」が使用されてきた歴史

ジャズにウッドベースが使用され始めたのは、1920年代だそうです。

なんと今から100年も前のことです。

ところで、エレキベースは、何年頃に誕生した楽器かご存知でしょうか?

正解は、1950年代です!

皆さんご存知のギターメーカー「フェンダー」創立者の「レオ・フェンダー」によって発明されました。

ということは、

エレキベースが世の中に誕生する30年ほど前から、

ウッドベースはジャズで使用されているということになります。

ウッドベースがジャズを黎明期から支えているので、

現在でもウッドベースが多用されるのは納得ですね。

「ジャコ・パストリアス」が起こした革命

エレキベースとジャズの関係を語る上で、

天才的ベーシスト「ジャコ・パストリアス」を紹介しないわけにはいきません。

彼がジャズシーンに起こした革命を、いくつか紹介します。

1 革新的なテクニックを用いた魅力的なプレイ

 ・ミュートを用いたファンキーなプレイ

 ・フレーズの速弾き

 ・人工ハーモニクスの多用

 ・ベース本体や弦を叩くことによるパーカッシブなプレイ

                              etc…

と、エレキベースの魅力を、全て引き出してしまったといっても過言ではないと思います。

2 バンドの裏方であったベースを、バンドの中心的楽器へと昇華させたこと。

前項で紹介した革新的なテクニックを駆使し、ベースを中心とした楽曲の可能性が

大幅に広がりました。

この項の最後に、

1976年に発表されたファーストアルバム「ジャコ・パストリアスの肖像」と

同じく1976年に加入したウェザーリポートの楽曲を聴いてみてください。

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エレキベースでジャズを弾く「現代のベーシスト」

現代のジャズシーンで活躍しているベーシストをYouTubeの動画とともに、

3人紹介します。

1 マーカス・ミラー

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マーカス・ミラーは私の最愛のベーシストです!

なので、最初に紹介します(笑)

マーカス・ミラーの最大の特徴は「スラップ奏法」です!

スラップ奏法を取り入れたのは、

当時のラジオではベースの音があまり聞こえずに

ガッカリしたことがきっかけだそうです。

このスラップ奏法を駆使し、ベースをフロント楽器へと押し上げたベーシストの1人です。

マーカス・ミラーを語りだすと止まらなくなってしまうので、

また別な記事で “詳しく、詳しく” 紹介します。

2 ハドリアン・フェロー

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ハドリアン・フェローはエレキベースならではの、

速弾きを駆使したベーシストです。

速弾きながらも、随所に美しいフレーズが散りばめられていることに、

驚きながら聴いてください(笑)

3 リチャード・ボナ

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いかがでしたでしょうか…

すごすぎませんか?笑

これまでに、様々なベーシストの動画を見てきましたが、

いまだに衝撃度No.1です。

私ももう、笑うしかありませんでした。

現代のベーシストから学ぶ「エレキベースの強み」

前のセクションで紹介した3人のベーシストから、

エレキベースの強みを考察していきたいと思います。

私が言うところのエレキベースの強みとは、

ウッドベースと比較したときに、エレキベースの方が優れている点と思ってください。

エレキベースがウッドベースと違う最大の点は、

演奏時の楽器の構え方だと思います。

右手の構え方に注目して、次の画像を見てください。

エレキ

ウッド

ウッドベースは、ひじが伸び、弦にほぼ平行に指が接しているのに対して、

エレキベースはひじが大きく曲がり、弦に指が指が垂直に接しています。

この弦に対しての右手の構え方・位置関係がエレキベースとウッドベースの特性に

大きな差を生み出しているのではないかと私は思います。

マーカス・ミラーのスラップ奏法を思い出してみてください。

あの踊るような右手の動きは、エレキベースにしかできません。

さらには弦に指が垂直に接しているため、弦と指の設置面積が小さく、

速弾きをする際にも有利です。

そう、右手の自由度こそがエレキベースの強みです。

この自由度から生まれるエレキベースならではの奏法に、

私はメリットを感じています。

まとめ:エレキベースでジャズを弾くメリット

右手の自由度が生み出す多彩な奏法こそが、

エレキベースのメリットだとお伝えしました。

ジャズは歴史からも、自由で自己表現が重要視される音楽です。

この多彩な奏法は自己表現をする上で、非常に重要なツールとなります。

あと忘れてはいけないメリットがあります!

それは、エレキベースの運搬のしやすさです!

運びやすさに関しては圧倒的な差があり、

エレキベースは老若男女問わずに運べます。

この記事をきっかけに、少しでも多くの方が

エレキベースが奏でるジャズに興味を持ってくれたら嬉しいです。

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